毒を喰らわば皿まで。

個人的な思い込みとかを、暇な時に書きます。

小説

手からビーム【第一回】

僕には取り柄が無かった。何をやっても人並みかそれ以下だった。もちろん、自分には何か才能があるはずだと信じて、それなりに自分探しもやってみたが、今にして思えばこの発想も人並みだった。最近では30年近く生きてきて見つからないのだから、おそらく…